交通事故後、すぐに治療を受けた方がいい3つの理由
前回のブログでは「もし交通事故に遭ってしまったらやるべきこと」についてお話していきました。
交通事故にも自動車 対 自動車 や 自動車 対 人、自転車 対 自動車であるとか、停車中、運転中など様々なパターンがあり、1つとして同じものはありません。
それによって受ける身体へのダメージも人それぞれです。
今回は「交通事故にあってしまったら、すぐ治療を受けないといけない理由」をお話していきたいと思います。
この記事の目次
交通事故後、すぐ治療を受けないといけない【3つの理由】
1.事故後、遅れて痛みが出てくるから
ほとんどの場合、交通事故に遭ったことがキッカケで、症状が出てきてしまうことが多いです。
しかし、交通事故による痛みは、事故状況、年齢や性差、体格によってバラバラです。
そして、この症状が出てくる時期も人によって差異があります。
交通事故にあった直後は、衝突によるショックで、自律神経が興奮状態であるため、比較的症状を感じないことが多いです。
感じていても、違和感があったり、何となく重だるかったりという場合がほとんどです。
これを放っておくと、後々痛みに変わっていきます。
だいたい1週から10日ほどで明確になっていきますが、忙しかったり、我慢できる範囲だったりするとついつい放置してしまう方が多いようです。
気付くと期間が経ってしまい、交通事故治療が受けられなくなってしまいます。
※一般的に、交通事故にあった日から1カ月以上治療を受けていないと、事故との因果関係がないとされることが多いです。
ですので、違和感や重だるさが少しでもあるようでしたら、どこか近くの整形外科や整骨院に通院することをオススメします。
2.衝突により身体が歪んでしまうから
自動車対自動車で、後ろから追突された場合、衝突により身体は前に振られます。
次に反射的にブレーキを踏んで身体は後ろへ振られ、そのまま振り子のように身体は前後に揺れます。
これが、一般的に「むちうち」と言われるものです。
じゃあ、横から来た場合とか、自転車対自動車だったらどうかというと、踏ん張ったりしますよね?
そもそも、自分の身体以上の質量のものがぶつかって、平気だと思いますか?
知らず知らずのうちに身体にダメージを負ってしまい、気付くまでに時間を要することが多いです。
すぐ気づいて、すぐ治療すれば、早期に回復します。
ですが、気付かない場合はどうでしょうか。
衝突により身体が歪んだまま、日常の生活を送ることにより、徐々に負担が積み重なっていきます。
負担が積み重なった状態から治療していくのと、できるだけ早期から治療を行っていくのとではどちらが改善していくのが早いでしょうか?
3.治療できる期間が決まっているから
一般的に、交通事故によるケガで治療できる期間の目安は、3~4ヵ月と言われています。
ほとんどのケガがこの3~4カ月の間に改善していくのですが、②で触れたような負担が積み重なった状態だと、悪い習慣が体に馴染んでしまっているため、治療して良い姿勢や習慣をつけようと思ってもなかなか身に付かず、改善も遅くなってしまいます。
痛みが残った状態で“治療打ち切り”なんてのも、嫌ですよね?
すぐに治療を受けた方がいい3つの理由まとめ
まずは違和感が出たらすぐ、近くの整形外科や整骨院に受診しましょう。
しっかり痛みをとる治療を行い、歪みを改善することで早期に症状が改善します。
交通事故によるケガ、また交通事故についてわからないことがあったら、当院までご相談ください(‘◇’)ゞ